再びこのところヨーロッパで猛威を奮っている新型コロナウイルス。ワクチンの接種も徐々に進む中であるが、感染者が凄まじい勢いで増加している。
そして『Marca』などによれば、今回レアル・マドリーのBチームに当たるレアル・マドリー・カスティージャで監督を務めているラウール・ゴンサレス氏も感染が確認されたそう。
ラウール・ゴンサレスは1977年生まれの43歳。レアル・マドリーで長くエースストライカーとして活躍し、クラブ屈指のレジェンドになった選手だ。
ドイツ、カタール、アメリカでプレーした後で現役引退し、2018年から指導者としての活動をスタート。古巣レアル・マドリーの下部組織に復帰した。
今季はカスティージャで指揮をとっていたが、これまで5試合が新型コロナウイルスの影響で延期になるなどシーズンをうまく進められていなかった。
ラウール・ゴンサレス氏はこの冬の休息中にはカナリア諸島のランサローテ島で静かに過ごしていたとのことだが、どうやらスペインに戻ってから感染してしまったようだ。
レアル・マドリー・カスティージャは再開初戦として24日にヘタフェBとの試合を行う予定だが、ラウール監督は自宅で隔離されるため、アシスタントのアルベルト・ガリードが指揮を執る可能性が高いとのこと。