リヴァプールからサウサンプトンへのローン移籍が決まった南野拓実。
プレミアリーグ初ゴールを決めたクリスタル・パレス戦以降、全く起用されなくなっていた。
リヴァプール公式によれば、ユルゲン・クロップ監督は南野を起用できなかった理由についてこう述べたという。
ユルゲン・クロップ(リヴァプール監督)
「タクミは物凄くいい選手だが、我々は彼に十分なチャンスを与えなかった。それは事実だ。
様々な理由がある。ただ単にサイズが理由だったこともある。
守備陣の問題で我々は高さが十分じゃなかったからね。
その時にタクミがピッチにいると『で、どうしたらいい?』と考えることになる。
セットプレーの守備は非常に重要だ。
選手にとってはあまり興味のあることではないかもしれないし、ジャーナリストたちにとってもあまり興味深いことではないかもしれない。
だが、そういうことが、ある選手がプレーして、他の選手がプレーしない理由として違いになることもある。
単なるサイズだが、それが違いを生むこともある。そういうことなんだ。
それでタキが先発や途中投入できることが多くなかった。それは100%私のせいでもある」
193cmのフィルヒル・ファンダイクや188cmのジョー・ゴメスなど高身長のCB陣に故障者が相次いだことで、今季のリヴァプールは高さを欠くことがあった。
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そういった状況下では身長174cmの南野はセットプレーでの守備でリスクになりえたため、起用できなかった理由のひとつだったようだ。