古巣チェルシーとのビッグゲームに0-1で敗れたトッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督。
同氏が率いていたチェルシー黄金期の秘話をスティーヴ・シドウェルが明かした。彼がブルーズにいたのは2007~2008年までの1年で出場も25試合しかない。
それでも、当時な強烈なエピソードは記憶に焼き付いているようで、『BT Sport』でこんな話を明かしていた。
スティーヴ・シドウェル(元チェルシーMF)
「リーダーたちがいた。テリー、ランパード、エシエン、ドログバ、バラック…リーダーたちがいた。
トレーニングではお互いにバチバチにやり合っていたよ。エシエンがシェフチェンコを真っ二つにしたのを覚えている。
タル・ベンハイムに倒されたドログバは起き上がると『殺したい』と言い放った。
すると、モウリーニョは『土曜日に彼が必要だ。来週なら殺していい』と言ったんだ。
とはいえ、モウリーニョウはそれが大好きだった。今のトッテナムで彼がそれを得ているとは思わない」
チェルシーのエースだったディディエ・ドログバは自分を削ってきた味方DFベンハイムへの殺意を口にしたそう。それを「来週まで待て」といさめていたモウリーニョ監督だが、チーム 内の熾烈な競争意識については気に入っていたとか。
そのうえで、シドウェルは今のトッテナムにそういう雰囲気はないと見ているようだ。