久保建英も出場したラ・リーガ第22節ヘタフェ対セビージャ戦。両チームの指揮官が一触即発の事態になる不穏な場面もあった。

発端になったのは、セビージャFWルーカス・オカンポスの負傷。彼の足首を踏みつける形になったヘタフェDFダコナム・ジャネはVARを経て一発退場になった。

『AS』によれば、セビージャのフレン・ロペテギ監督は痛みにうめくオカンポスの様子を見てキレてしまったという。ヘタフェベンチに向かって、「娼婦の息子」、「クソ」というような罵声を浴びせ、これにホセ・ボルダラス監督も応戦するという流れだった。

【動画】オカンポスの足首がぐにゃり…ヘタフェDFジャネの退場シーン

ボルダラス監督は「ジェネは落ち込んでいた、彼はとても高潔だ。オカンポスのことを心配していたので、我々は彼を慰めようとした」と擁護している。

ただ、SNS上ではジェネに対する差別的投稿が相次いでいるようだ。彼のInstagramにも「ジャングルに帰れ」や「ライオン狩りに戻れ」という悪質なコメントが投稿されているという。

一方、オカンポスは「できるだけ早く復帰するために取り組む」とのメッセージをSNSにポスト。セビージャは骨への深刻なダメージを否定しており、当初予想されたほどの重傷にはならずに済んだようだ。

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