今季限りでバイエルン・ミュンヘンを退団する可能性が高まっているオーストリア代表DFダヴィド・アラバ。

すでにバイエルンとの契約は残り半年となっており、それが更新される可能性はほぼゼロに近いとされ、クラブの会長ルンメニゲ氏もそれを認めている。

世界でも屈指の左サイドバックでありながら、センターバックやボランチ、トップ下までこなす超ユーティリティプレーヤー。

そんなアラバに対しては多くのビッグクラブが関心を持っていると言われており、今最も接近しているのはレアル・マドリーとチェルシーであると伝えられる。

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しかし『Telegraph』の記事によれば、アラバの代理人は「彼はかなり高額の給与を要求する資格がある」と考えているそう。

移籍に当たって新しいクラブに求めている給与は、なんと年間2000万ポンド(およそ28.9億円)であるとのこと。

英国式に週給に直せばおよそ40万ポンド(およそ5800万円)となり、チェルシーで最高給の選手であるエンゴロ・カンテの1.3倍にあたるという。

そのためチェルシーは彼が賃金の要求を下げるまでは手を出すことができず、レアル・マドリーの動向を待つ状況にあるとのことだ。

チアゴ・シウヴァが今季レギュラーに定着しているものの、年齢も考えれば数年後のことは考えなければならないチェルシー。アラバの獲得は間違いなく有用であるが…。

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