多くの日本人選手たちがプレーしてきたドイツ・ブンデスリーガ。

首都ベルリンを本拠地とするチームといえば、ヘルタ・ベルリンがある。

最近そこに新たな名前が加わった。かつては内田篤人がプレーし、現在は遠藤渓太が所属するウニオン・ベルリンだ。

1966年創設の同クラブは、2019-20シーズンにクラブ史上初めて1部リーグに昇格。トップリーグで戦うのはまだ2年目なのだが、首都ベルリンで“最大のクラブ”になったとか。

『Berliner Zeitung』が「ウニオンは街最大のクラブとしてヘルタを追い抜いた。ウニオンはベルリン最大のスポーツクラブに」という記事を伝えている。

実際の順位(ウニオン9位、ヘルタ15位)だけでなく、人気の面でも両者の立場は逆転したという。

新型コロナウルイスの流行によって多くのスポーツ活動ができなくなるなか、ウニオンは昨年だけで2215人もクラブメンバーが増加。合計37,360人となり、ヘルタの37,192人を上回った。

ヘルタも481人のメンバー増に喜んでいたというものの、ウニオンはそれを遥かに上回るものだったとか。これは、ベルリン州のスポーツ協会による新メンバーシップ統計の結果だそう。

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なお、クラブ公式でメンバー数を確認すると、ウニオンが37,417人、ヘルタは38,020人となっている。

ただ、『rbb|24』によると、ヘルタのメディア担当が数字を誤って調整していないと認めたそうで、州スポーツ協会が提供した情報が正しいとのこと。

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