34歳になってもプレミアリーグでゴールを量産するレスターFWジェイミー・ヴァーディ。
彼は8部リーグから這い上がり、イングランド代表にまで上り詰めた“成り上がり”だ。
2012年、当時2部だったレスターはフリートウッド・タウンからヴァーディを獲得。その際、支払った移籍金は100万ポンド(1.4億円)だった。
元イングランド代表DFジェイミー・キャラガーはこの移籍がサッカー史上最高だと考えているようだ。『Telegraph』のコラムでこう綴っていたとか。
ジェイミー・キャラガー
「ヴァーディのフリートウッドからレスターへの移籍以上のものはない。
プレミアリーグ時代だけでなく、サッカー史上においてもだ。
どんなものでも“史上最高”と断定的に宣言することには気が進まない。意見が分かれる問題に過ぎないからだ。
だが、史上最高で最も影響をもたらした移籍のリストをまとめて、コストパフォーマンスで判断した場合、誰がヴァーディをしのぐのか?
プレミアリーグの歴史を変えた多くの移籍がある。エリック・カントナのマンチェスター・ユナイテッド加入、デニス・ベルカンプのアーセナル入り、ヤヤ・トゥレやダビド・シルバのマンチェスター・シティ移籍、フィルヒル・ファンダイクのリヴァプール行き。
彼らは確立された国際的な選手として、タイトル争いのために構築済みのチームへ移籍した。
ノンリーグからレスターに100万ポンドで直接移籍して、いい意味で期待を裏切ったヴァーディの物語は他にないものだ」
ヴァーディは2012年に加わったレスターで332試合143ゴールを記録。奇跡的なプレミアリーグ優勝に貢献するなど大エースとして活躍してきた。
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その貢献度からすれば1.4億円は格安であり、サッカー史上最高の移籍だとキャラガーは考えているようだ。
海外のファンたちは「レスターには物凄い移籍の歴史がある。マフレズもカンテも(格安で獲得して大金で売却)」、「ドリンクウォーターもだな」、「ハリー・マグワイアもね」などと反応していた。