先日アーセン・ヴェンゲル監督が『BeIN Sports』で言及したことで、リヴァプールにおけるティアゴ・アルカンタラの存在が再び議論されることになった。

今季バイエルンから加入した世界最高クラスのプレーメーカーは、イングランドにやってきてからなかなか活躍できず、時折見せる素晴らしいパスとゲームコントロールが勝利に結びついていない。

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ヴェンゲル監督は「彼が加入したことで、リヴァプールの中盤からハングリーさとアグレッシブさを失わせてしまった」と評し、監督がやりがちな問題を示していると語った。

そして『Sky』はジャーナリストのアダム・ベイト氏による分析を掲載。タックル成功率とファウル数がティアゴの問題を表していると指摘した。

アダム・ベイト

「ティアゴはボールのないところでひどく苦戦しており、中盤の中心に彼がいるリヴァプールは機能していない。彼がスタメンで起用された9試合のうち、2試合しか勝利していない。

しばしばFWの足元に押し込まれるパスは、攻撃を遅らせているという非難を不公平なものと言わしめている。

しかし、彼の存在がリヴァプールを防御の面で弱体化させるという認識はある。最終ラインが保護を求めた時、彼はそれができなかった」