高額な移籍金でリヴァプールに引き抜かれたものの、ユルゲン・クロップ監督就任のあおりを受けて、わずか1年でチームを去ったクリスティアン・ベンテケ。

近年はゴール不足がネタにされてしまっているが、プレミアリーグ第25節ブライトン戦で劇的なゴールを決めてヒーローになった。

後半30分に投入されたベンテケはアディショナルタイム5分に決勝ゴールを叩き込み、チームを1-2の勝利に導いたのだ。

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しかも、落ちてくるクロスボールを丁寧なボレーで合わせてファーサイドに叩き込むスーパーゴールだった。ベンテケはこれが今季4点目で、昨年12月以来となる久しぶりの得点。

彼がプレミアリーグで後半45分以降の時間帯に決勝ゴールを決めるのは通算4度目。Optaによれば、これはプレミアリーグ史上最多記録タイになるものだそう(他にはサディオ・マネやスティーヴン・ジェラードら)。

本人も「とてつもなく大きな結果だ。強敵相手のダービーマッチであることは分かっていた。簡単ではなかったよ。そして、自分には素晴らしいゴールを決めるチャンスがあった」と喜んでいた。一方、ブライトンDFヨエル・フェルトマンは「相手には100%のチャンスはひとつもなかったのにベンテケに決められてしまった」と嘆いていた。

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