全世界的にBLM(ブラック・ライヴズ・マター)運動が広がり、サッカー界でも各チームがそのスローガンを表す跪きポーズをすることも多くなってきた。

その発端となったアメリカでは、ロサンゼルス・レイカーズのスター選手であるレブロン・ジェームズらが政治活動を精力的に行い、バイデン政権の樹立に貢献したと言われる。

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このところはアスリートや有名人が政治的な活動をすることが一般的となり、「声を上げる」ことが評価されるようになってきた。

しかしその一方、ズラタン・イブラヒモヴィッチの意見は異なるようだ。

『Daily Mail』によれば、イブラは『UEFA and Discovery+』のインタビューでアスリートの活動について以下のように話し、それぞれの得意なことで活動すべきだと語ったそう。

ズラタン・イブラヒモヴィッチ

「レブロン・ジェームズがしていることは驚異的なものだ。しかし、特権を持っている人々が政治について話すのは、オレは好きではない。

誰もが得意なことをやるべきだ。オレはサッカーが得意なのでサッカーをする。自分がもし政治に長けた男であったら、オレは政治の世界に入っていただろう。

これは、『自分は有名人になった』と感じたときにまずやりがちな過ちだ。

オレはそれらの問題を避けて、それぞれの得意なことをやっていくほうが良いと思うね」

有名人になったと感じた「特権を持つ人物」は、得意ではないことにも公に口を出してしまうものだ…という。

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