アメリカ・メジャーリーグサッカーのモントリオール・インパクトは、「ティエリ・アンリ監督が辞任した」と公式発表した。

かつてアーセナルでエースストライカーとして長く活躍したティエリ・アンリ氏。引退後は指導者として活動してきた。

これまでベルギー代表のアシスタントコーチ、モナコの監督を経験し、2019年11月からカナダに本拠地を置くモントリオール・インパクトを指揮していた。

2020年は14チーム中9位とあまり成績は残せなかったが、2016年以来となるプレーオフ進出を成し遂げ、CONCACAFチャンピオンズリーグでも準々決勝まで進んでいた。

【動画】熱血指導をするアンリ監督

ただ、アンリ氏は今回家族の問題が大きくなったことによってカナダから離れることを決断。自ら辞任を申し出たという。

新型コロナウイルスの影響によって家族が住むロンドンに帰ることができず、子供に会えない状況が続いてしまっているからであるとのことだ。

アンリ氏は先日からボーンマスの監督に就任するのではないかと噂されていたことで知られる。

ただボーンマスは暫定監督を務めているジョナサン・ウッドゲイト氏がシーズン終了まで指揮を執ることが決まっているため、即座の就任の可能性はない。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名