ラ・リーガ第25節、バルセロナは敵地でのセビージャ戦に0-2で勝利した。

この試合ではアントワーヌ・グリーズマンを控えに回し、リオネル・メッシとウスマヌ・デンベレを最前線に配置するなどシステムを変更。

『AS』によれば、ロナルト・クーマン監督はこう説明していたという。

ロナルト・クーマン(バルセロナ監督)

「(なぜシステムを変えて、デンベレをFWで起用した?)

システムを変えたのは、何よりもセビージャにうまくプレッシャーをかけようとするためだった。

セビージャにフリーでボールを持たせないよう、デンベレのスピードを利用した。

先制ゴールは我々が望んでいたデモンストレーションだった。

重要なのはセビージャにプレーさせないことだった。アグレッシブにやる。完全な試合だった」

「(グリーズマンをベンチに置いて、彼ではなくマーティン・ブレイスウェイトを投入した。これはメッセージ?)

メッセージではない。重要なのはシステム変更を決断し、デンベレをトップに配置することだった。

前線にレオ(メッシ)より速い選手が必要だった」

スピードを期待されてトップで起用されたデンベレ。メッシのスルーパスに抜け出して前半29分に先制ゴールを決めているが、あれは狙い通りの得点だったようだ。

82分にはそのデンベレに代わってブレイスウェイトが投入され、グリーズマンは最後まで出番なし。クーマンは、よりスピードがあるブレイスウェイトを優先したとのこと。

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なお、メッシはこれでセビージャ戦での通算ゴール数が30に到達。彼が最も多くのゴールを奪っているカモであり、欧州5大リーグで1クラブから通算30ゴールを決めたのはメッシが史上初だとか。

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