ドイツの名門であるシャルケが降格の危機に瀕している。今季はいまだ1勝の最下位に沈んでおり、ブンデスリーガ第23節のシュトゥットガルト戦にも5-1で大敗してしまった。
『Bild』によれば、一部選手たちがクリスティアン・グロス監督を辞めさせようとする“反乱”を起こしていたという。
クラース=ヤン・フンテラール、シュコドラン・ムスタフィ、セアド・コラシナツの3選手がヨヘン・シュナイダーSDらスポーツ部門の幹部と会談。彼らは監督の“転覆”を狙っていたとされている。
3人ともこの冬にチームに加わったばかりの選手だが、復帰組のフンテラールとコラシナツはチームをよく知るベテランでもある。
ただ、シャルケはこの内乱説を否定。グロス監督も「何か気になることがあれば、選手たちは私のもとにくるはずだ。だが、それはなかった」と述べたという。
ただし、同紙は「グロスと反対勢力とがどうなるのかは疑わしい。シャルケが残留できるかはさらに疑わしい、誰が監督かに関係なく」とも伝えている。
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23試合を終えて勝点9ポイントのシャルケ。17位のマインツとの勝点差は8ポイントもある。