先日行われたバルセロナの会長選挙。2003年から2010年までその座にあったジョアン・ラポルタ氏が再び当選することになった。

今回は、そのジョアン・ラポルタ氏がかつて会長を務めていた際に行った補強の中で最も素晴らしかった5名をピックアップした。

ロナウジーニョ

加入年:2003

移籍金:3000万ユーロ(およそ38.73億円)

当時としてはかなり大きな額の移籍金3000万ユーロが動いたロナウジーニョの取引。この年バルセロナの会長に就任したジョアン・ラポルタ氏は、「デイヴィッド・ベッカム、ティエリ・アンリ、ロナウジーニョを連れてくる」と公約しており、その一人を3000万ユーロで手に入れた。マンチェスター・ユナイテッドとの競合を制しての交渉だった。

ブラジルから来たアーティストはフランク・ライカールト監督の下で特別な存在となり、数々の信じられないプレーでファンを魅了。ティキ・タカと呼ばれるスタイルの基礎を作り上げるために重要な役割を果たした。