2024-25シーズンから新たなシステムで大会が行われる予定となっているUEFAチャンピオンズリーグ。
出場するクラブの数は32から36に増加、さらにグループステージが廃止されてそれぞれ10試合がAIによって振り分けられる「スイス・システム」が導入されると言われている。
『The SUN』によれば、今回移籍のルールについても新しいものが導入される可能性があるようだ。
欧州クラブ協会の会長を努めているアンドレア・アニェッリ氏は以下のように話し、チャンピオンズリーグに出場しているクラブの補強を制限するという案が議論されていることを明らかにしたそう。
アンドレア・アニェッリ
「今はより新しく、より優れた解決策を考える時間だ。
我々は移籍のルールについて二つの道を作ることを考えている。それが導入されれば、ヨーロッパの大会に参加するクラブは違った形になる。
ヨーロッパのリーグを戦うクラブ同士で選手を取引することは許されなくなる。それは、出場していないクラブとの間接的な連帯を改善させるだろう。
他の国、そして他のクラブから選手を獲得することに重点を置いている。それは我々が議論している要素だ。
コスト管理は我々の最大の頭痛の種だ。次の議論に進むまでに最大の課題をもたらす要素の一つだ」
ただ、これは移動や労働の自由を謳う欧州の法律に違反する可能性があり、それをどのように回避するかが問題になるそう。
とはいえこれが議論されているという事実は、新型コロナウイルスによる経済的な影響が深刻になっていることを示唆しているとも。