9日にドイツ代表監督を務めているヨアヒム・レーフ氏がEURO2020を最後に退任することを発表した。契約は2022年まで残っていたが、それを1年切り上げることになった。

それを受けて、各メディアはその後任としてリヴァプールのユルゲン・クロップ氏が選ばれるのではないかと伝えていた。

今季リヴァプールはプレミアリーグで苦戦を続けており、クロップ氏の去就も話題になる状況。そのためドイツ代表の方に移る可能性が考えられていた。

しかし『Sky』によれば、ユルゲン・クロップ監督はその報道に対して以下のように話したとのことだ。

ユルゲン・クロップ

「私はリヴァプールとの契約が3年間残っている。これはシンプルな声明であり、シンプルな状況である。

契約にサインした。だから通常はそれを全うしようとするものだ。そうだろう?

マインツと契約していたとき、他のブンデスリーガのクラブからより高い給与での関心を受けたが、契約を全うした。

それはタイミングなのだ。もしうまく行かなくても眠れぬ夜を過ごす必要はない。

ヨギ(ヨアヒム・レーフ)は長年に渡って素晴らしい仕事をしてきた。彼はEURO2020でこれまでの成果を示そうとしており、それから他の誰かに仕事を引き継ごうとしていることは理解している。

誰かがその仕事を手にする。現在ドイツには素晴らしい監督がたくさんおり、サッカー協会がいい解決策を見つけるだろうと確信している」

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まずはリヴァプールとの契約が残っていることを尊重すると宣言し、その間に他のチームに移ることを前向きに考えることはない…という方針であるようだ。

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