「(偽SBの)大きな理由は、ボールをパスするために中盤により多くの選手を配置するためだ。
ボールを失っても、多くの選手がいる、4~6人ね。ショートパスをすれば、よりコントロールできる。それが唯一の理由だ。
我々はそれをファビアン・デルフとともにやった。勝点100だったあの年は素晴らしかったよ。
ジンチェンコもジョアンもそれをやるクオリティがある。
全てのサイドバックがそれをできるわけではない。この前の試合はバンジャマン・メンディがプレーしたが、彼はサイドでプレーしなければいけない。
コンセプトは、ボールと一緒に守ること、出来る限りボールを持つこと、ボールがない時はアグレッシブになること。
ボールを持てば、パスパスパスだ。その状況を作るために中盤に多くの選手を置いている」
カンセロの偽SB起用は、ショートパスで試合をコントロールしつつ、ボールロストしてもすぐに回収するために中盤を厚くする方策とのこと。
ただ、メンディなどは中に入ってプレーするタイプではないので、全てのSBがその役割をできるわけではないとも説明していた。