ミドルズブラでプレーしているFWヤニック・ボラジーに対しSNSで人種差別的な投稿を行ったとして、22歳の男性が逮捕された。
かつてクリスタル・パレスやエヴァートンでプレーしていたことで知られるコンゴ民主共和国代表FWヤニック・ボラジーは、今月初めに「オンラインで人種差別を受けた」として警察に苦情を申し立てていた。
それを受けて警察は人種差別投稿についての調査を進め、その結果22歳の男性が身柄を拘束されたとのこと。
容疑者は3月17日午後にカーコーディ州の裁判所に出頭し、公聴会で事件についての証言を行うという。
今季エヴァートンからミドルズブラにローンで加入したボラジーは、先日Instagramのストーリーで人種差別的な虐待を受けたと報告し、そのスクリーンショットを公開していた。
昨年からBLM(ブラック・ライヴズ・マター)運動を支持する「ひざまずきポーズ」を行ってきたイングランド・プレミアリーグ。
しかし人種差別に関する問題はその後も相次いでおり、先日はクリスタル・パレスのウィルフリード・ザハが「根本的な解決になっていない」としてポーズを拒否するなど、徐々に風向きが変わりつつある。