10代にして100億円を超える移籍金でベンフィカからアトレティコ・マドリーに移籍したポルトガル代表FWジョアン・フェリックス。

彼は自らのキャリアで最も大事な瞬間はあのフランクフルト戦だと語ったそう。『Record』によれば、『WorldSoccer』のインタビューでこんな話をしていたという。

ジョアン・フェリックス

「ベンフィカとフランクフルトはUEFAヨーロッパリーグで対戦し、僕はハットトリックを達成した。

あの3点目は僕にとってとても特別なものだったんだ。

2日前にロッカールームで嫌な発言を耳にしたからね。それにかなり嫌な思いがした。

だから、2日後にハットトリックしたことで、大きな肩の荷が下りた感じだった。

あのゴールは一生忘れない。自分にとってどんな意味を持つものだったかもね」

当時ベンフィカに所属していたフェリックスは、2019年4月に行われたELフランクフルト戦でハットトリックの大暴れを見せた。

19歳153日でのハットトリックは、UEFAヨーロッパリーグ史上最年少となり、4-2での勝利に大貢献。

実はこの2日前にベンフィカのロッカールーム内でチームメイトの嫌な発言を耳にしていたそう(2日前に試合があったわけではない)。それだけに絶対やってやるという思いでこの一戦に臨んでいたようだ。

フェリックスはチーム内で最年少だったはずで、未熟などと揶揄されたのだろうか。海外では「同僚から悪口を言われたと暗示しているけれど、明確にはしていないな」、「彼がこういうことを言うの初めてじゃない。ロッカールームには悪意のある人間もいる」、「彼を発奮させてハットトリックさせるためにわざと口撃したのかもな」との反応もあるほか、“犯人”探しをするファンも。

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長谷部誠も出場したこの試合でフェリックスはPK、弾丸ミドル、冷静なダイレクトシュートで3点を奪っている。

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