今年最初のインターナショナルマッチウィークに韓国とモンゴルと対戦する日本代表。

招集されたメンバーには新たな顔触れもあるなか、元日本代表FW鈴木隆行氏がおもしろい話をしていた。

DAZNで配信されている『やべっちスタジアム』に出演すると、「現役時代に相手にしたら嫌だと思うDF」を聞かれたのだ。

現役時代はFWとしてプレーしていただけに、FWではなくDFについての質問にやや困惑しつつ、こう答えていた。

鈴木隆行

「僕が現役時代に相手にしたら嫌だと思うディフェンダーは、川崎フロンターレの山根視来選手です。

なぜ山根選手を選んだかというと、日本が世界のトップレベルで戦っていくうえで、すごくお手本になる選手だと思って選ばせてもらいました。

最大の特徴は、タックルが深い。これってすごい重要なことで。

日本の選手ってどうしてもプレッシャーにいった時にスピードを直前で落としたりとか、止まってしまったりとか、

あとは、タックルが浅かったりするんですけど、全然そういうのがなくて。スピードを落とさずに深いタックルに行く。これって世界で戦っていくうえで、すごい重要だと思う。

これは成功させるためにはすごいポイントがあって。すごい切り替えが速い。

自分がいるポジションから『あっ!獲れる』と思った瞬間にすっごい速いんですよ。それプラス、そもそもポジショニングがいい。

思い切りの良さとかが、すごく攻撃にもいい影響があって。

そもそも深いタックルをすると、入れ替わりやすいんで、カウンターにもなりやすいし、思いっ切りの良さからすごいゴール前にも顔を出すので。

だから、ボールにも絡めるし、アシストもできるし、すごいいい選手だと思います。実はすごい運動量もあるんで」

今回初招集された山根視来(やまね みき)は27歳の右サイドバック。今季はすでに5アシストを記録しているほか、タックル数もボール奪取数もチーム内トップだとか。

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もともとドリブルを得意とするアタッカーだったが、湘南ベルマーレでセンターバック、川崎でサイドバックにコンバートされた選手でもある。

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