2018年5月に行われたセルビアリーグの試合で物議を醸すペナルティキックの判定を行った主審が、裁判所で有罪判決を受けたようだ。
有罪判決を受けたのはセルビアで主審を務めていたスルジャン・オブラドヴィッチ氏。
彼は2018年5月18日に行われたスパルタク・スボティツァ対ラドニチュキ・ニシュの78分に「怪しい」ペナルティキックの判定を行っていた。
【動画】何度見てもどこがペナルティキックなのかがわからない判定…
右サイドからスボティツァの選手がクロスを入れた際、特に接触もハンドもない状況で主審はPKを宣告した。
またこの試合ではラドニチュキ側に退場者が出ており、スボティツァは2つのPKで2-0と勝利という状況で、主審のオブラドヴィッチ氏には「偏った笛を吹いた」として訴えが起こされていた。
『021』の記事によれば、今回ノヴィ・サッド高等裁判所での審理においてオブラドヴィッチ氏への判決が言い渡され、その内容は「15ヶ月の懲役、10年間のサッカー活動停止」というものになったとのことだ。
なお、オブラドヴィッチ氏の弁護士はこの判決に対して控訴する方針を示しているという。