アントニオ・コンテ監督が電撃辞任したあと、2014年からユヴェントスの指揮官を引き継いだマッシミリアーノ・アッレグリ氏。
3連覇中だったクラブを受け持つという難しい状況であったが、それからの5年間全てでスクデットを獲得するという見事な指導を見せた。
しかし2018-19シーズンはクリスティアーノ・ロナウドの獲得という変化もありながらチャンピオンズリーグで準々決勝敗退。その結果クラブから解任されてしまい、マウリツィオ・サッリ氏に監督交代となった。
今回『La Republica』によって報じられたところによれば、アッレグリ監督はユヴェントスから解任される前、クリスティアーノ・ロナウドの放出を要求していたという。
2019年の夏、アッレグリ監督はユヴェントスのオーナーであるアンドレア・アニェッリ氏に対して「ロナウドを放出してくれ。彼はチームとクラブの成長を妨げている」と助言したそうだ。
クラブはセリエA8連覇を達成していたものの、アッレグリ監督はクラブがロナウドに依存していると感じ、今後のことを考えて若手の出場を促すべきだと訴えたという。
ただ、それについてはアンドレア・アニェッリ氏が拒否し、ロナウドを残してアッレグリ氏を解任するという選択を下したようだ。
ロナウドとユヴェントスの契約は2022年の夏に満了を迎える予定で、今シーズン終了後に両者の話し合いが行われるとのこと。
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今季もユヴェントスはチャンピオンズリーグで早期に敗退してしまっており、さらにセリエAの連覇も途切れる可能性が高くなっている。夏にはどんな選択が行われるだろうか。