公式発表からわずか数日で脱退表明チームが続出し、崩壊状態になった欧州スーパーリーグ。
『TV2』によれば、マンチェスター・ユナイテッドのスールシャール監督も「悪いアイディア、悪いコンセプトだったと思う。公表の仕方も気に入らない。監督も選手もファンも関与していなかった。誰が見ても間違っていた」と酷評したという。そのうえで、ドラフト精度による選手獲得にも反対だと述べた。
オレ・グンナー・スールシャール(マンチェスター・ユナイテッド監督)
「来年やれるから今年のパフォーマンスはどうでもいいとあらかじめ分かっているスポーツには完全に反対だ。
アメリカでのドラフトだ。ドラフト上位を得るために、来年に最高の選手を獲るために、酷いプレーをしようとする。
それはスポーツマンとしての私の原理原則に反するものだ」
アメリカでは順位の低いチームから上位で指名できるウェイバー方式のドラフトが採用されている。これには戦力均衡を図る目的があるが、スールシャール監督はドラフト上位指名のために今の戦いを捨てることはありえないと考えているようだ。
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ただ、MLSには昇格も降格もないので、欧州のサッカー界と単純に比較はできないが。
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