シーズン佳境を迎えているラ・リーガ。ヘタフェは第37節レバンテ戦に2-1で勝利して残留を決めた。
後半39分に値千金の決勝ゴールを決めたのは、久保建英。後半30分に投入された久保はドリブルで突進すると左足を振り抜きボックス外から強烈な一撃を叩き込んでみせた。
このゴールに久保も歓喜爆発。『Marca』によれば、得点が決まった瞬間、ヘタフェベンチも狂喜していたという。
(以下動画3分40秒~)
【動画】ヘタフェを救う超シュート!久保建英、英雄になったゴールシーン
同紙は「久保がゴール。1年間ずっと消えていたが、重要な日がくると、チームを降格から救った。久保は素晴らしい動きでヘタフェに勝利をもたらし、チームにもう1年の永続(残留)を与えた」と久保を賞賛。
さらに、「目立たないが、ヘタフェの歴史において不可欠な価値がある」とまで伝えていたほか、『AS』でも、久保を救世主扱いしていた。試合後、久保は今季は苦しいシーズンだったと明かしている。
久保建英
「ベンチからの出場だったけれど、ウォーミングアップの時にエルチェが勝っているので、引き分けでは無価値だと知らされた。ゴールに向かわなければいけないと。
僕ら(カルレス・アレニャと久保)は加入後最初の試合でいいプレーをして、今日もまた素晴らしい試合ができた。
今年の自分はビジャレアルとヘタフェでかなり苦しんだ。大事なのは今日の僕はとてもハッピーなこと」
「プレーしていない時は練習を続けた。監督はそれを知っている。
このチームに加入したことはハッピーだ。状況が変わるかを見定めるため、昨季のペースを維持しつつ、さらにやれるかを見定めるためにね。
お祝いをするためにロッカールームに戻るのが楽しみ。有観客ではプレーできないけれど、外に多くの人がいるのを見た。彼らと分かち合いたい」
久保はヘタフェで苦しんだことを認めつつ、加入したのはハッピーだとも口にしてたようだ。
なお、乾貴士と武藤嘉紀が所属するエイバルは2部降格が決まっている。