先日から世界的な問題の一つとなっているイスラエルとパレスチナによる紛争。
パレスチナからは無数のロケット弾による爆撃が行われ、イスラエルはその報復として空爆を開始し主要な建物を破壊するなど、両者の激しい対立が続いている。
イスラエルの2部リーグを戦うハポエル・ペター・ティクヴァに所属している24歳のブラジル人MFイゴール・ヴィダウが、今回この紛争で大きな被害を受けたことを告白した。
ヴィダウの家はテルアビブから15kmほど離れたペター・ティクヴァにあったが、その付近にパレスチナ側が放ったロケットが着弾したとのこと。
幸いにも、アラームが鳴ったことから彼や妻、小さな息子はシェルターに避難しており、間一髪で命を守ることができたそうだ。
【動画】直撃ではなかったようだが、イゴール・ヴィダウの家の内部はほぼ破壊されている…
『Antena3』によれば、ヴィダウはこの攻撃を経験して即座にイスラエルを離れることを決断し、ブラジルに帰国したという。
イゴール・ヴィダウ
「これは攻撃を受けた僕のアパートだ。このビデオを共有して、彼らがどんな存在なのかを知らせてほしい。動物のように振る舞い、無実の人々を攻撃する。僕や妻、そして小さな赤ん坊まで。
我々はアパートにある対ミサイルシェルターにいたため無事だったが、アパートは破壊された。最も危うかったのは爆発のあとの火事だった。消防士が幸いにして到着し、我々を助けてくれた。
我々は感情的にショックを受けており、ロケットが着弾する音は絶えず頭から離れない」