2022年カタールワールドカップ出場をかけたアジア予選。

日本代表も今月の2次予選から参戦する。その2次予選で早くも大番狂わせがあった。

FIFAランク102位のパレスチナがグループDの初戦で強敵ウズベキスタンを2-0で撃破したのだ。

地元では歴史的勝利として伝えられるなか、パレスチナを率いるアルジェリア人のヌレディヌ・ウルド・アリ監督は試合後に涙を流していた。

地元メディアによれば、指揮官は非常に難しい状況にあったそう。

実は数日前に娘が交通事故に遭い、現在もICUで治療を受けている最中だという。それでもチームに留まることを決意し、チームを歴史的勝利に導いていたのだ。

感情を抑えきれなかったアリ監督は「必要だった勝点を得ることができた。相手は技術的にハイレベルだったが、自分たちが望んでいたような戦術的プレーができた」とも述べていたそう。

一方、ウズベキスタンのエクトル・クーペル監督はまさかの敗北に「選手たちに怒った。先制されるまではよかったのに」とこぼしていたとか。

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