先週で閉幕を迎えた欧州主要リーグでは、現役最後の試合を戦った選手たちもいた。
ブンデスリーガ最終節ドルトムント対レヴァークーゼン戦ではラースとスヴェンのベンダー兄弟(双子)が引退。
チームは3-1で敗れたが、試合終了直前には感動的なシーンも。スヴェンに代わって投入されたラースが現役最後のゴールとなるPKを決めた。
その際、ドルトムントGKロマン・ビュルキはシュートを阻止する意思を見せず、得点を決めたラースとグータッチまでしていたのだ。
In Lars Bender's final game of his career, he came off the bench to take a last minute penalty.
Once Roman Burki saw who was taking it, he stepped aside and let Bender score before celebrating with him ❤️ pic.twitter.com/PNZBAtleyT
— ESPN FC (@ESPNFC) May 24, 2021
点差があったことできたシーンだろうが、これはちょっと感動的。ちなみに、ドルトムントでのプレー経験があるのは、ラースではなくスヴェンのほうだ。
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『Sky』によれば、ラースは「終了直後に人生全てを総括するのは難しい」としつつ、「サッカーチームは社会があるべき姿の象徴さ。団結し、他人のために立ち上がり、共通の目標を持つ。隣に誰が座るかは関係ない。見た目も、出身も、宗教も、信条も、文化も関係ない。結束する」とも語っていたそう。