ついにEUROとコパ・アメリカが開幕を迎え、来月には東京オリンピックも予定されている。

五輪連覇を目指すブラジル代表だが、ネイマールらのオーバーエイジ招集は実現しないようだ。

『ESPN』によれば、PSGはブラジルサッカー連盟に対してネイマールとマルキーニョスを五輪代表に派遣しないと通達したとのこと。

ネイマールらの契約では代表戦の場合には必ずチームに派遣するという義務がある。ただ、五輪はFIFAのオフィシャルトーナメントではないため、クラブ側に派遣義務はない。ブラジルサッカー連盟はPSGと五輪の扱いについて交渉したものの、それは成功しなかったとのこと。

【動画】これは痛い…ネイマール、15歳児にタックルされた衝撃シーン

ブラジル五輪代表のアンドレ・ジャルディン監督はネイマールとマルキーニョス、そして、リオ五輪の優勝メンバーでもあるGKウェヴェルトンをオーバーエイジとして呼ぶことを想定していた。だが、ウェヴェルトンについても所属チームであるパウメイラスが派遣を拒否したことで、指揮官の計画は崩壊してしまったようだ。

8月から9月にかけてはW杯予選も控えているため、ブラジルサッカー連盟はクラブ側と喧嘩するつもりはないという。

東京五輪のグループステージでドイツ、コートジボワール、サウジアラビアと戦うブラジル。日本に向かうU-24ブラジル代表メンバーは来週木曜日に発表される。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介