23日に行われたEURO2020のグループステージ第3節、ドイツ対ハンガリーの試合でピッチにファンが乱入する事件があった。
この試合前、会場となったミュンヘン・スタジアム(アリアンツ・アレーナ)では、ライティングに関しての揉め事があった。
対戦相手であったハンガリーでは、先日同性愛に関しての新しい法律が承認された。それは18歳未満の未成年に対して同性愛や性転換を促進させると考えられるコンテンツを禁止するというもの。
それに対してドイツの各クラブは反対の意思を示し、この試合が行われている間それぞれのスタジアムにLGBTIQ+のシンボルである虹色のライティングをしていた。
1.FCケルンやヘルタ・ベルリン、ヴォルフスブルク、シャルケらが同調し、それぞれのスタジアムが虹色に彩られた。
そして、ハンガリー戦が行われるミュンヘン・スタジアムでもそれが行われる方針であったが、「政治的な活動である」としてUEFAがそれを承認しなかったのだ。
そんな中で行われた試合。キックオフ前のハンガリー国歌斉唱の際、虹色のフラッグを掲げたサポーターが乱入し…。
選手たちの前で旗を掲げたとたん、警備員によって取り押さえられ、そのままピッチから排除されることになった。
新型コロナウイルスの影響によって観客数が制限されている今回のEURO2020であるが、いつも以上にピッチへの乱入者は多くなっている。
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ドイツ対フランスではパラシュートで降下してきたグリーンピースの活動員がピッチに乱入。さらにベルギー対フィンランドの試合でもきわどい服を身に着けた女性がピッチに降りる場面があった。
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