ブンデスリーガで断トツの最下位に沈み、1987-88シーズン以来となる2部降格となったシャルケ。ノルトライン・ヴェストファーレン州から公的支援を受けるなど財政難に苦しんでいる。

そうしたなか、シャルケはeスポーツチーム部門が持っていた“LECの枠”を2650万ユーロ(34億円)で売却したと発表。LECは世界的人気ゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」のヨーロッパチャンピオンシップのこと。

シャルケのeスポーツチームは2016年からLECに参戦していたが、その枠をスイスを拠点とするTEAM BDSに売却した。

「シャルケはeスポーツ部門、特にLECで驚異的な成長を見せており、これまでのプロジェクトには非常に満足している。だが、コロナパンデミックとサッカークラブの2部降格によって、甚大な経済的影響を受けた。よって、他に選択肢はない」などとシャルケはこの決断について説明。また、eスポーツ部門の担当者も「シャルケは非常に大きなキャッシュアウトが必要だった。最大のキャッシュアウトはLECスロットの売却だ」と述べている。

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リーグ・オブ・レジェンドの最高峰プロリーグ“LCS”では、3300万ドル(36億円)で枠が売却されたことがあるそうで、シャルケの売却額はそれに次いで史上2番目になるそう。

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