2020シーズン限りで現役を引退した元日本代表の中村憲剛氏。
選手を辞めた後も多忙な日々を過ごしている彼が先日、こんな企画に参加した。
『EA SPORTS FIFA MOBILE』が行った「WORKOUT CUP」。そのサプライズプレゼントとして、中村氏が高校サッカー部の練習に参加したのだ。
幸運にもKENGO賞をゲットしたのは神奈川県の強豪・日大藤沢。中村氏はFROを務める川崎フロンターレやロールモデルコーチを務める世代別の日本代表でも普段、U-18世代をしばしば指導していることもあり、練習に加わりながら部員たちに様々なメッセージを贈った。
「できてないからダメじゃなくて、できるようにすればいい。できてるやつは、もっとやればいい」
「他人と比較も意味がない。自分がどれだけうまくなるか」
「うまくなったら、まわりもうまくなる。誰か一人でも先にいけよ。そしたら後からついていくから」
などなど。日藤の選手たちにとっては素晴らしい時間になったはず。
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残念ながらインターハイの神奈川県予選は優勝した東海大相模に準々決勝で1-2と敗れてしまったが、秋の高校サッカー選手権予選ではまた違った姿を見せてくれそうだ。