先日行われたEURO2020のドイツ対イングランドで大きな話題になった、「偽ユルゲン・クロップ」。

会場となったウェンブリーの周辺に現れたクロップのそっくりさんは、テレビのインタビューに答えたり、サポーターから写真を求められたりと大人気に。

【動画】イングランドのサポーターとともにウェンブリーを訪れた偽ユルゲン・クロップ。

そして『ITV』のレポーターであるジョナサン・スウェインはなんと放送で彼をユルゲン・クロップ本人だと勘違いし、実際のテレビでレポートしてしまったりした。

そんな話題になった偽クロップは、現在61歳になるレイ・コーンウェルという人物だったそう。

『Daily Mail』のインタビューに答えたコーンウェル氏は以下のように話したとのことだ。

レイ・コーンウェル

「ITVの記者は私が本物のユルゲン・クロップだと思い、そして私のいる光景がどれだけ素晴らしいかを語ってくれた。

私は偽物ではあるが、彼に同情するよ。なぜなら、クロップの真似をしているときに会ってきた60%の人々が、偽物だとわからなかったからね。

ドイツのテレビ局もインタビューに来たよ。ドイツ語で喋りかけてきたから『自分は偽物だ』と言わなければならなかったさ」

なんとこのコーンウェル氏、実はミルウォールのサポーターで、不動産開発会社を経営している億万長者であるそう。

メキシコ料理レストランのチェーンを保有している他、フランスにも自分のホテルを持っているという。

【写真】「クロップ監督の哲学を表す13の言葉」が面白い

ちなみにクロップのモノマネを始めたきっかけは、「クロップがテレビに出るたびに、孫娘が『なぜおじいちゃんがテレビに出ているの?』と聞いてきたから」だそうだ。

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