JFLを戦う鈴鹿ポイントゲッターズは、「ミラグロス・マルティネス・ドミンゲス監督が退任する」と公式発表した。
ミラグロス・マルティネス・ドミンゲス監督 退任のお知らせhttps://t.co/mqRZkcLH2D
— 鈴鹿ポイントゲッターズ【公式】 (@SuzukaPG) July 5, 2021
今までの功績に感謝を申し上げます。#鈴鹿ポイントゲッターズ pic.twitter.com/pZiSKynAey
ミラグロス・マルティネス・ドミンゲス、通称ミラ氏はスペイン出身の女性指導者で、2019年1月に鈴鹿アンリミテッド(当時)の監督に就任した。
JFLでも歴史上初となる女性監督として注目を受け、昨年は16チーム中5位という好成績を上げるなど評価を高めていた。
しかし今季は14試合で4勝3分け7敗となかなか結果が出ておらず、17チーム中14位という成績となっている。
吉田雅一社長のコメントによれば、ミラ監督は6月26日のソニー仙台戦後に「次の試合で負けたら責任を取り、チームを去る」とチームに伝えていたとのこと。
ミラグロス・マルティネス・ドミンゲス
「3シーズンにわたり、鈴鹿ポイントゲッターズの目標を達成する為に歩みを止めることなく戦い続けました。私に絶対的な信頼を示し、機会を与えてくれたクラブに心から感謝します。
私がここで示した努力が日本で夢を追い、それを叶えるために戦う多くの女性たちの励みになれば良いなと願っています。
この壮大な冒険をするうえで、この国以上の国は見つけることはできなかったと思います。ありがとう日本。
孤独はこの経験において最も過酷なこと。その中でこの挑戦をここまで続けることができたのは、私を愛してくれたたくさんの支えがあったからです。この年月が私を監督として、人としても成長させてくれ、そして今は帰る時が来ました。
今後は、再び、家族のもとに会いに戻り、抱きしめ、笑い、求め、愛したいと思います。それは、遠く離れていては難しいことだったから。
ありがとう、鈴鹿ポイントゲッターズ」
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なお、小澤司コーチ兼テクニカルディレクターが暫定的に今後指揮をとり、新監督が決まり次第公表するとのことだ。