EURO2020でまさかの敗退となったフランス代表。無得点に終わったキリアン・エムバペはPK失敗もあり戦犯扱いされている。
そうしたなか、『The Athletic』は、元フランス代表FWニコラ・アネルカが「もしバロンドールを勝ちとりたいなら、最高の選手たちと競争しなければならないだろう。PSGにいたのなら、常に最高の選手と競い合っているとは言えない」などとエムバペにメッセージを送ったと伝えた。
だが、『RMC Sport』などによれば、アネルカはこの報道に反論したようだ。Instagramのストーリーにこう綴ったという。
ニコラ・アネルカ
「数週間前、自分はこう言った。彼がCLを優勝するためにPSGを退団する必要はないと。
『いつか彼は別のリーグで戦う必要がある』という発言が『彼は契約が終わる2022年にPSGを去る必要がある』にすり替えられている。
もしキリアンと直接話す必要があるなら、自分には電話がある!
僕にキリアンへのアドバイスなどないよ。彼は自分がやらなければいけないことが分かる年齢だ。
自分はジャーナリストの質問に答えただけで、三人称を使った!
このインタビューでは、僕の意見がアドバイスにすり替えられている」
エムバペへのアドバイスではなかったはずの発言を都合よく歪められて掲載されたとメディアの報じ方に怒りを露わにしていたようだ。
EURO敗退後にはスタンドで選手の家族同士の対立まで起きたフランス代表。ディディエ・デシャン監督は続投するというが…。