先日行われたEURO2020の準決勝、イタリア対スペインの試合でペナルティキックを外してしまったアルバロ・モラタ。

80分に貴重な同点ゴールを決めたものの、PK戦では4人目のキッカーとしてシュートを止められてしまった。

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この失敗したPKについてコメントしたのが、あのサウサンプトンの伝説FWマット・ル・ティシエ。

キッカーを常に務めながらも人生で1回しか失敗したことがないという名手は、モラタのPKについて問題点をこう指摘している。

マット・ル・ティシエ

「もしモラタがボールを蹴る少し前に頭を上げていたら、すでにキーパーが1方向にしか進んでいないことを見られただろう」

また、キャリアで23回のPKを担当してすべてを決めているイアン・ライト氏も『The SUN』でこう指摘している。

イアン・ライト

「彼がスポットまで走ったとき、彼は下を見ていた。そのような入り方をした場合、それはあまりにも考えなしのものだと思う。体を開いた時にはもはや一つの場所にしか蹴ることができない。

キーパーのサイズを見れば、左右で逆を取れなければ、文字通りサイドネットにボールを蹴り込むしかなくなる。

彼にこのような重要性の高いペナルティキックを蹴らせる必要はないし、彼もそれを引き受けるべきではなかったね」

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