欧州主要リーグは来月に開幕を迎えるため、各クラブはプレシーズンを始めている。

マウリツィオ・サッリ新監督を迎えたラツィオだが、新加入DFエルセイド・ヒサイの“歌”が一部から反発を受けているようだ。27歳のアルバニア代表であるヒサイはこの夏にナポリからラツィオにフリー移籍した選手。

『Gazzetta dello Sport』によれば、彼が歌った歌が一部から問題視されているという。欧州ではチームに新たに加わった新加入選手たちが皆の前で歌を歌うのが恒例儀式のようになっている。

ヒサイが歌った「Bella Ciao」という曲はレジスタンス運動に関連したものだそうで、一部のラツィオファンはそれを快く思わず、SNSで彼を侮辱するなどしているという。この歌の内容とは明らかに異なる政治的思想を持つファンから反発を受けているようだ。

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ただ、ラツィオには極右と結びつけられることが多いイメージがあるだけに、「ラツィオとファシズムは同義ではない」と好意的に受け止めるファンも少なくないとか。ヒサイの歌の受け止め方をめぐる対立も起きているようだ。

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