あの元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカムがオーナーグループの一員となったことで知られるインテル・マイアミ。
特徴的なピンクのユニフォームを引っさげてアメリカ・メジャーリーグサッカーに参戦し、ベッカムのコネクションも生かした大型補強を行ってきた。
そして今年はベッカムの盟友でもある元イングランド代表DFフィル・ネヴィル氏を監督として迎え、新たなスタートを切っている。
そのチームにはあの元アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアイン、フランス代表MFブレーズ・マテュイディに加え、プレミアリーグでプレーしたキーラン・ギブス、ライアン・ショウクロスも所属している。
ところが今季の成績はひどいもので、なんと12試合を戦って2勝2分け8敗。わずか9ゴールしか決めることができていない。
しかもこの6試合はすべて黒星となっており、わずか1ゴールのみ。しかも直近のニューイングランド・レヴォリューション戦は0-5と完敗だった。
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イースタン・カンファレンスのみならず、ウェスタン・カンファレンスを合わせた27チームの中でも最悪の成績となっているインテル・マイアミ。
『BBC』によれば、チームを率いているフィル・ネヴィル氏は「オーナーからの全面的なサポートを感じているが、この成績は私にプレッシャーとなる」と厳しさを口にしていたという。
フィル・ネヴィル
「私がここに来て以来、最悪の感覚だ。受け入れられないような敗北だった。
信じられないような応援をしてくれるサポーターに謝罪することしかできない。私は彼らの存在を感じているし、このような成績は彼らに値しない。
選手たちは自分自身を見つめる必要がある。もちろん私もそうだ。最終的にこのチームをより良くしていくのが私の仕事であり、責任だ。
言い訳はない。選手だけでなく全員が鏡を見る必要がある。団結する必要がある。兄弟のように一緒に戦うチームを求めている」
今年1月にイングランド女子代表チームの監督を辞してまでインテル・マイアミにやってきたフィル・ネヴィル氏。指揮官として経験がないほどの苦境に陥っているようだ。
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