ついに開幕を迎えたプレミアリーグ。アーセナルは敵地でのブレントフォード戦に2-0で敗れた。

ピエール・オーバメヤングとアレクサンドル・ラカゼットは体調不良のために欠場し、20歳FWフォラリン・バログンを先発起用するも、昇格チーム相手に最後まで得点を奪えず。

5000万ポンド(76億円)で獲得したDFベン・ホワイトは4バックの中央で起用されたが、ある弱点を指摘されていた。『Sky Sports』で解説したジェイミー・キャラガーがこんな話をしていたのだ。

ジェイミー・キャラガー

「彼はボールに介入しないと自分のクオリティを発揮できない。

ブライトンの3バックでは、隣にアダム・ウェブスターとルイス・ダンクという2人の巨人がいた。だから、セットプレーやロングスローでもあまり問題にはならなかった。

だが、4バックのCBなら、空中戦に強くなければならない。

私はベン・ホワイトと同じような身長だが、空中戦は支配できなかった。それはサミ・ヒューピアの仕事だった。

今日の試合を見た人達はこう思っただろう。『ベン・ホワイトの頭にロングボールを蹴れば、喜びを得られるな』と。彼ら(ブレントフォード)がやったようにね」

「彼(ブレントフォードのトーマス・フランク監督)はやるべきことを分かっていた。

アーセナルと対戦する時は(ボールを)ボックス内に入れる。

アーセナルの守備をどう言い表せられるか?これがアーセナルだ。

弱いし、哀れだ。大人対子供さ。新シーズンでも変わらない」

アーセナルの2失点目は相手のロングスローをベン・ホワイトらが跳ね返せずに喫したもの。

ギャリー・ネヴィルもベン・ホワイトは空中戦に難ありと口にしていたようだ。なお、開幕戦でのベン・ホワイトの空中戦勝率は50パーセント、地上戦でのデュエル勝率は43パーセントだったとか。

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