マンチェスター・シティで通算360試合に出場したヴァンサン・コンパニ。
クラブは彼の功績を讃え、ダビド・シルヴァとともに銅像を建立することを決めた。『Daily Mail』によれば、そのコンパニはこんな話をしていたそう。
ヴァンサン・コンパニ
「18歳時点でペップと出会いたかった。
彼と会うまで自分のゲームに対する理解には大きなギャップがあった。
説明するのは難しいね。哲学ではない――誰もが自分のプレースタイルを持つことができる――スペースやピッチ上での自分の行動の結果について理解することだ。
自分がアニマルだった18歳当時に彼がいてくれたら…。
それが監督になるためのハングリーさを僕にくれたんだ。
彼のようになりたいからではない。彼に匹敵する人間などどこにもいないからね。
ただ、若手選手たちの知識にギャップがないようにしてやりたかった。
僕は怪我に悩まされたけれど、彼とは最高の月日を過ごせた」
22歳でシティにやってきたコンパニがジョゼップ・グアルディオラ監督と出会ったのは30歳になってから。すでにベテランになっていたが、ペップの教えを受けて驚嘆させられたようだ。
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「もっと早く出会いたかった」と感じたそうで、若手には自分と同じ経験をして欲しくないという思いから監督を志したとか。