今夏のマーケットで多くの補強を行わなかったレアル・マドリー。中心選手が抜けた一方でキリアン・エムバペの獲得には失敗してしまった。

ダヴィド・アラバとエドゥアルド・カマヴィンガとピンポイントの新戦力のみが加わったチームで、少ないチャンスを掴むべき選手たちとは。『Sportskeeda』からご紹介する。

マリアーノ

ドミニカ出身のストライカーは、いつのまにか28歳になっていた。レアル・マドリーのアカデミーで大活躍した彼は2017年にプレーできる場を探してリヨンへ移籍し、フランスリーグでブレイクを果たした。

そして1年で買い戻されるとクリスティアーノ・ロナウドが着けていた7番を手渡されることに。まるでおとぎ話のような復帰になるかと思いきや、それからの3シーズンでわずか11ゴールしか決められず。

彼よりも若いルカ・ヨヴィッチも移籍しなかったため、マリアーノはストライカーとしての序列がかなり下になってしまった。カリム・ベンゼマが壊れでもしない限りは出番が少ないはずで、そのチャンスを生かさなければならない。