ヘスス・バジェホ
ヘスス・バジェホがまだレアル・マドリーの選手であるということを心から納得するのは難しい。5シーズンに渡って他のクラブをローンで渡り歩き、そこで一定の活躍を見せたからだ。
普通ならばそのまま退団に至るものだが、最初の貸し出しから6年が経過し、この2021-22シーズンにはレアル・マドリーの最終ラインで3~4番手を務めることになった。しかもセルヒオ・ラモスとラファエル・ヴァランの穴を埋めるために。
ダヴィド・アラバがセンターバックでプレーすることができるとはいえ、人員の数を考えればバジェホにもいくつかの出番は回ってくる。そのチャンスを生かせるかどうかが、今後のキャリアを大きく左右する。