この夏にオランダ代表の指揮官に戻ってきたルイス・ファンハール監督。
70歳になったが、戦術論への情熱は全く衰えていないようだ。記者会見の場でジャーナリストと激しい舌戦を繰り広げたのだ。
『ESPN』によれば、記者から守備的なサッカーをしたがっていると問われるとこう答えたそう。
ルイス・ファンハール(オランダ代表監督)
「申し訳ないが、あんたはサッカーを全く分かってない。あんたは単なる記者だ。
自分のビジョンを実行したがっているが、サッカーのビジョンがない。あるのは(自分の)新聞へのビジョンだ。
新聞に注目を集めようとしているが、5-3-2でも5-2-3でも素晴らしい攻撃的サッカーができる。
チェルシーは様々なフォーメーションで毎回のようにそれを示している。トーマス・トゥヘルには脱帽するね」
ファンハール監督とやり合いになったのは、オランダ大手紙『De Telegraaf』のヴァレンタイン・ドリーセン氏(58歳)。同氏は、ファンハール監督はチェルシーのような5-3-2のシステムで守備的なプレーをしたがっていると指摘していたとか。
Volgens Louis van Gaal hoeft een 5-3-2 formatie helemaal niet verdedigend te zijn.
"Je hebt er helemaal geen verstand van" pic.twitter.com/m4Qo1545Tp
— ESPN NL (@ESPNnl) September 6, 2021
ファンハール復帰後のオランダ代表はここまで1勝1分。実際の試合では4-3-3のシステムを用いてる。