ブンデスリーガを9連覇しているドイツの絶対王者バイエルン・ミュンヘン。

数多のスターを獲得してきた一方、ある選手のレアル・マドリー移籍は拒否していたようだ。

バイエルン・ミュンヘンでCEOを務めたカール=ハインツ・ルンメニゲは『AS』のインタビューでこう述べていた。

カール=ハインツ・ルンメニゲ(バイエルン元CEO)

「(2008年にフランク・リベリを売却しなかった)

サッカー界にメッセージを送りたかったんだ。

彼らは7500万ユーロ(97億円)のオファーをしてきた。(成立していれば)当時全ての記録を更新していただろう。

我々はじっくりと問題について検討し、それ以上の金額であっても売ることはないという結論に達した。

我々の意図はバイエルンは売るクラブではないと世界に示すことだった。

あれはクラブと選手に対するはっきりとした合図だった。

その瞬間から、ここで結んだ契約は(最後まで)まっとうするものだと理解されるようになった」

バイエルンで425試合に出場したリベリがチームに加わったのは2007年。

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翌年にレアルは25歳のリベリを100億円近い金額で獲得しにいったが、バイエルンはそれを拒否していたようだ。

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