弱冠15歳の選手が記録的なゴールを決めた。
ルーマニア1部リーグのファルル・コンスタンツァに所属するエネス・サリがアカデミア戦でプロ初ゴールを記録。彼は2006年生まれの15歳!
『GSP.RO』によれば、15歳と6ヵ月21日でのゴールは44年ぶりのリーグ最年少得点記録になったそう。
(動画はYoutubeに飛んでご覧ください)
サリはカナダのトロント生まれながら、ルーマニアの市民権を持つ選手。攻撃的MFとしてプレーしており、11歳の時にバルセロナのカンテラに引き抜かれた。だが、バルサがFIFAから処分を受けた件により、退団を余儀なくされる。
その後、ルーマニアのレジェンドであるゲオルゲ・ハジが彼の父親を説得して、サリをルーマニアにある自らのアカデミーに連れてきたそう。そのハジはサリがプレーするファルル・コンスタンツァの監督兼オーナーを務めている。
初ゴールを決めた直後にハジに抱きついたサリは「監督のためにピッチに立つのは光栄。子供の頃からドリブルが好きなんだ。目標はできるだけ多くの試合に勝つこと。何でも可能だから、自分を信じなきゃ!」と述べていたそう。
また、ハジも「非常に才能がある、滅多に見られないほどのね」と期待しているそう。