今季チェルシーに戻ってきたベルギー代表FWロメル・ルカク。
サッカー界屈指のフィジカルを誇るモンスターは5試合で4ゴールと得点を量産している。
もはや止めようがない存在に思えるが、あのレジェンドDFがルカクを止める方法を語った。かつてアーセナルでプレーした元イングランド代表DFマーティン・キーオンが『talkSPORT』でこう話していたのだ。
マーティン・キーオン(イングランド代表DF)
「彼と戦う場合、全てのボールが抗争になる。
彼には掴まれたくないし、タイトになりすぎたくもないが、自分ならぶっ叩くね。
2,3ヤード下がってから、全力でぶっ叩くね。
そして、相手の耳にも入りこむ。お前はゴミだと言ってやる。全ては過大評価だ、今日のお前は俺と戦う、スペースはねぇぞってね。
彼を試合にかかわらせてはいけない。そうなったら、シーズンで一番の試合をしなければならなくなる。フィジカル的に立ち向かわなければいけない。
彼の空中戦はすごい。ミッドウィークのゴール(CLゼニト戦)を見たろう。
彼は自分の試合をやるための全てを持っているし、自信に満ち溢れている。だから、今日は違うと思わせなければいけない。
俺は他人とはちょっと違うので、お前を苦しませるぞってね」
超人的なフィジカルを持つルカクを自分のペースにさせないためには体を叩いたり、嫌味を言う必要があると提言していたとか。
【動画】超人フィジカル!怪物ルカク、ゼニト戦の浮遊ゴールシーン
ルート・ファンニステルローイとのバトルでも知られるキーオンはそういうことが平気でやれる選手だったが…。