今夏、フランクフルトからの移籍を希望していたフィリップ・コスティッチ。
練習をストライキする強硬手段に出たが、結局はチームに残留している。
『Bild』によれば、そのコスティッチは長年のアドバイザーだったファリ・ラマダニ氏との関係を解消したという。ラマダニ氏の「LIAN Sports Group」とエージェント契約を終わらせることにしたようだ。
「LIAN Sports」はコスティッチやルカ・ヨヴィッチ、アンテ・レビッチらバルカンのスター選手を顧客に抱えており、ラマダニ氏はコスティッチの移籍で大金を得る最後のチャンスだと見ていたという。
代理人側がストライキするように促したというが、その後、コスティッチは自分は間違った方向へ扇動されたと感じるようになったという。
ストライキという強硬な手段は彼のシャイな性格からは考えにくい行動だったとか。この騒動でチームメイトや監督との軋轢が起きなかったのも、コスティッチの性格面が大きかったようだ。
そして、その信頼関係はこれまでよりも強いものになったとのこと。実際、ヴォルフスブルク戦で交代になった際にもコスティッチは理解を示すリアクションを見せていた。
コスティッチは考えを一新したそうで、2023年までの契約を延長する可能性もあるようだ。