J2リーグで勝ち点64と首位に立っている京都サンガF.C.は、25日にホームのサンガスタジアム by KYOCERAで栃木SCと対戦。2-0と勝利を収めた。

このところ好調だった栃木SCは、直近の4試合で3勝1分けと結果を残しており、首位相手にも一歩も引かない戦いを見せる。

しかしながら先制したのは京都サンガF.C.。前半28分に左サイドでウタカがキープし、切り返しから折り返し。ペナルティエリアに入っていたSBの荻原拓也がシュートを放ち、右ポストに当てながら決めた。

【動画】難しい試合展開の中で、流れを一気に引き寄せた荻原拓也。左足の鋭いシュートが飛んだ。

記者会見では「ほぼ感覚に近いゴール。切り返しのときからイメージしていた」とゴールについて語った荻原拓也。「今日はサッカーの本質的な部分を見せてファンを魅了したいと思っていた」と振り返っていた。

また、後半20分には松田天馬のクロスから宮吉拓実がヘディングを決め、リードを広げる。互いにシュート数が多くない展開のなか、京都サンガF.C.が勝負強さを見せて勝ちきった。

チョウ・キジェ監督は「自分たちが順調に行かない展開でもともに苦境を乗り越える戦いが出来たことは、選手の成長を感じる」と振り返り、次の長崎戦でもいい準備をすると語った。

京都サンガF.C.はこれで勝ち点を67とし、昇格圏外となる3位新潟までの勝ち点差は10ポイント。11試合を残し、3試合分以上のギャップを付けている状況だ。

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