かつてサンフレッチェ広島で監督、浦和レッズでアシスタントコーチを務めたビム・ヤンセン氏が、自伝で認知症を告白した。

ビム・ヤンセン氏は1946年生まれの74歳。選手時代を過ごしたフェイエノールトで指導者としてのキャリアを始め、1995年にハンス・オフト氏の紹介によってサンフレッチェ広島の監督に就任した。

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その後セルティックを指揮したあと、2002年には浦和レッズの監督に就任したオフト氏の誘いで最来日し、アシスタントコーチとして指導。

2005年からはフェイエノールトでテクニカルディレクターやアシスタントコーチ、ユースのトレーナーを務めていた。

しかし、今回ヤンセン氏が出版することになった自伝『Meesterbrein』(著:Youri van denBusken)の内容によれば、現在は認知症との戦いを余儀なくされているとのことだそう。

ヤンセン氏は、アルツハイマー病に苦しんでいる元選手ピート・スフライフェルスの伝記を読んだとき、自分も物忘れが増えていることを懸念したという。

そこで病院で検査を受けたところ、初期の認知症であると診断されたとのこと。

それらの記述も含まれているビム・ヤンセン氏の自伝「Meesterbrein」は10月27日に出版された。

著者のヨエリ・ファン・デン・ブスケンによれば、現在英語版の出版に向けて動いているとのこと。日本語版の登場はあるだろうか。

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