J1昇格を争っている2位の京都サンガFCは、3日にホームのサンガスタジアム by KYOCERAで大宮アルディージャと対戦した。
なかなかゴールを奪えない時間が続き、0-0のままで試合は後半アディショナルタイムへ突入。
このままスコアレスドローか…と思われたアディショナルタイム6分、フリーキックから川﨑颯太がヘディングでゴール!最後のプレーで勝ち越しに成功した。
前回のホームゲームではレノファ山口を相手に試合終了間際のシュートで勝ち越したと思いきや、ゴールライン上に落下したボールは得点と認められず、「幻」となっていた。
その悔しさを取り戻すような決勝点に、試合後の曺貴裁監督は以下のように話していた。
曺貴裁
「この前、試合終了間際にゴールが入ったように見えました。そのことをほじくり返したいわけではないですが、そのような気持ちが最後の最後でボールに乗り移った。
こういった勝ち方はこれまでも何回か経験しましたが、今日はそれらよりもみんなで勝ち取ったという意味合いが強いゴールだったと思います。
生まれた街で監督として指揮を執れることを本当に誇りに思います。一緒に仕事をしてくれるスタッフや選手のみんなに支えられてここにいます。
改めて幸せな瞬間に立ち会えたなと思っています。本当に周りの人に感謝したいですし、残りの5試合はさらにギアを上げて突っ走っていけるように準備したいです。
(次はジュビロ磐田との試合ですが)あのスタジアムは非常にピッチとスタンドが近くて、自分が現役時代の頃から数々の熱い試合が繰り広げられてきました。
ジュビロさんも今日勝ったと聞いていますので、互いに正々堂々相まみえるのはとても楽しみですし、チャレンジャーのつもりで行くだけですね。
遠藤保仁選手は経験豊富ですし、ゲームをコントロールできる能力は日本で1番だと思います。
そのような選手が多いジュビロさんに対して、自分たちが出せる100%の力を見せていきたいと思います」