先日ヌーノ・エスピリト・サント前監督を解任したトッテナム・ホットスパー。そして急遽新たにアントニオ・コンテ氏を新指揮官として招聘した。
トッテナムは今季の開幕前にもコンテ氏にアプローチしていたことが伝えられていたが、その段階では契約に至らなかった。
なぜそうなったのか?なぜ一度断ったのに数カ月後にトッテナムへやってきたのか?『EUROSPORT』によれば、彼は以下のように語っているという。
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アントニオ・コンテ
「夏にトッテナムから誘いがあったが、2年間の非常に厳しく重要なシーズンを終えたばかりだったため、正直に答えた。
別の経験を始めるには正しいタイミングではなかった。私は待つことを好み、家族との時間を楽しんでいた。また感情的にもまだインテルとの最後の時間を過ごしていた。
トッテナムはイギリスのみならず世界中で重要なクラブだ。スタジアムも、トレーニング施設も素晴らしい。
クラブもダニエル・レヴィ会長も、私を強く望んでいた。これは監督になる絶好のチャンスだ。練習は見た。ピッチで仕事を始めたい。
私はトップクラブに到着した。この状況は後押しになる。このクラブのファンに対して素晴らしい仕事をしたいという欲求を高めてくれる。
情熱を持って、ファンのために魅力的なサッカーをするというシンプルな哲学を持っている。上下することなく、安定したチームを持ちたい。
トッテナムのファンは戦う意志と競争力があるチームを持つに値する。彼らのサポートに応えられるようにあらゆることをやるつもりだ。
過去は過去だ。ユヴェントスでは13年プレーして多くの勝利を得た。監督として戻り、9つのタイトルを連続で獲得した。そしてインテルでは2番めに優れた攻撃と最高の防御を構築した。前のチームで行ったことは重要なもので、誇りに思っている。
私にとっての新しい挑戦はトッテナムだ。ここがマネージャーとしての自分のキャリアの重要な部分になることを祈っている」